1日1本クソゲーを作ってみた

 1日1本クソゲーを作りました。たまってきたのでまとめました。

 はじめに

 私はUnity(とC#)は全くの初心者でJavaPythonをかじってます。最近、強化学習に興味があり「強化学習+ゲーム」で何か面白いことができそうなので、まず手始めにゲーム環境であるUnityを勉強しようと思いました。

1日1本クソゲー

 「Game A Week」という毎週1本のゲームを作るというチャレンジが流行っている中、あえて1日1本のゲームを作るチャレンジをした方がより学習効率がいいのではないか という安直な考えで見切り発車しました。結果、めちゃんこ辛かったです。

1日目 カエルの卵が追いかけてくるゲーム

 カエルの卵状のボールが追いかけてくるゲームです。チュートリアルの応用みたいなものです。
 なぜかシーンを再読み込みするときに、なぜか全体が暗くなってしまう現象が発生。調べてみると、

qiita.com

すぐ解決。なぜこんな仕様になっているんだろうか・・・


2日目 缶あて

 2日目は缶あてゲームです。昔よくスマホでプレイしたゲームだったので作ってみたくて作りました。プレイしてみたらわかると思うんですけど、とても操作性が悪い。特に上段の缶がかなり当てにくいというクソゲー。操作性のいい世の中のゲームはすごいよ・・・


3日目 迷路

 3日目は迷路。Unityと言えば「Unityちゃん」。Unityちゃんが迷路を駆け巡ります。後で気づいたのですが、止まっているのにUnityちゃんが回りだす現象が起きます。まさにクソゲー。速度のみを指定して動かしているので曲がったとき(?)などで加速度が与えられてしまって、何も操作していないと回りだしてしまうようです。この頃は「動かない+寝不足」だったので、夜中のテンションでよくわからない絵を描いてしまいました。
 動かし方は以下のサイトを参考にしました。 【Unity講座】3D人型モデルの動かし方をユニティちゃんで学ぶ【Animator】 – Unity初心者向け講座<C#>


4日目 マ◯オ

 4日目は横スクロールアクションです。マ◯オです。以前、Androidアプリ(ネイティブ)でマ◯オ系のゲームをチャレンジした時は当たり判定が難しく、ブロックにめり込んだり、瞬間移動したりとで開発をあきらめてしまいましたが、Unityを使えば何もせずともブロックにめり込むこともなければ、瞬間移動することもないのでさすがだなと思いました。

 ただ、立った壁に触れた状態でジャンプすると昇り続けるというバグがあり、プレイした友達に「カタパルト」と称されるほどの出来のクソゲーです。


5日目 避けゲー

 宝石の国風の避けゲーです。月人(Unityちゃん)が放ってくる矢(に見立てた赤い棒)を宝石(Unityちゃん)が避けるゲームです(困惑)。
 宝石の国ってすごいですよね。けもふれは同じ3dcgアニメでしたが、CG感が強かったと思います(脚本は最高)が、宝石の国は3dcgがとても自然な感じがしませんか!? ストーリも謎が謎を呼ぶ展開で面白い。気になってマンが全部読んじゃいましたが・・・。金剛がまさか人g(殴
 矢の向きは宝石がいる方向を向くはずなのですが、月人の反対側だと矢が宝石の方向に向かないバグがあります。


6日目 強制横スクロールゲー

 強制横スクロールゲームです。落ちたり、赤い棒に当たるとゲームオーバー。
 本当は「チャ◯走」のようなゲームを作ろうといましたが時間が足りなく作り方もよくわからないので、結果的にこのゲームで落ち着きました。


7日目 ボタン早押しゲー

 ボタンを時間内に早く押すだけのゲームです。UnityのButtonを使ったことがなかったので練習ついでで作ってみました。
 日本語がTextで表示できなくて悩みました。Unityのエディターの方では普通に表示されていたのに出力したら何も書かれていない状態。
 日本語の表示は以下のサイトを参考にしました。 qiita.com フォントを変えるだけでOK。


時間が足りない

 帰宅後ゲームを作るのですが、帰宅時間が日によって異なるため、作業時間がまちまちになってしまいます。また、初心者なので何をするにもある程度時間がかかってしまい、基本毎日朝方近くまで作業を続けるという苦行になってしまいました。

まとめ

 毎日1本のゲーム完成させるのは学習にはいいかもしれませんが、とてもしんどいです。開発期間が1日しかないので複雑なゲームやバグの修正ができずにアップロードするので、ゲームの完成度が著しく下がります。「Game A Week」のように一週間程度がちょうどいいのかもしれませんね。
 ただ、自作ゲームをSNS上に公開することは「いいね」されただけでもモチベが上がりますし、続けていきたいなと思いました。